代表挨拶


SHIRUBE
四代目代表

清泉女子大学 文学部 四年

にしの りかこ

西野 里佳子


誰もが主役で、誰もが輝ける場所でありたい

普段の生活で自分の意見を言えない、または想いや考えをうまく表現できない方。

SHIRUBEにいる個性豊かな人たちや、あらゆる価値観に触れてみませんか?

新しく出会う人との交流の中で自分の軸に気づき、自信を持ってあなたの気持ちや想いを表現できる仲間が見つかるかもしれません。

また、すでに自分の軸を持ち、気持ちや想いを表現できている方。

SHIRUBEで発信し、その想いを形にしませんか。

きっとあなたの思いや考えに共感してくれる仲間が、見つかるはずです。

「やりたい」と「仲間」を結ぶ場所。SHIRUBEへの参加をお待ちしております。


   

     
SHIRUBE副代表

中野真人
(なかまさ)

「取り柄のない人なんて、いない」

これが、ぼくがしるべで作りたい世界観です。

周りにいる人はみんなすごい、それに比べて自分はなにもできない、自信がない。そうやって、無意識に他の人と比べてしまうことで、自分の取り柄を見失ってしまいがちですが、そんなことはありません。

最高なものはみんな持っている。みんな、「こんなふうに生きたい」という自分の理想の姿を持っていて、みんな自分の輝いている瞬間を持っている。でも、周りの人、周りの空気、同調圧力が、冷たい雨のように降ってきて、冷たい雨にさらされて、自分の輝きをくもらせてしまう。それがぼくにとって、見ていられないんです。


ぼくの輝きがくもった瞬間

ぼくが輝いている瞬間は、映像を作ってみんなからすごいと言ってもらえるとき。中学2年生のころをきっかけに、今まで独学でのめり込むように映像を作り続けてきました。

しかし、中学3年生のとき、「これを作りたい」とわくわくしていたぼくに、「それを作って何になるの?」と心無い一言を投げかけられたことがあります。


「誰かに喜ばれたくて、作りたかっただけなのに。それってだめなことなの?」


本当は応援されたかったのに、「こうなりたい自分」に泥を塗られたような、自分の存在価値を否定されてしまったやるせなさを、そのとき感じました。

だから、それと同じように、誰かのわくわくが、周りからの不本意な現実によって押しつぶされそうになる瞬間に立ち会うと、居ても立ってもいられなくなるんです。


母校の生徒の自殺をきっかけに感じたやるせなさ

ぼくが初めて居ても立ってもいられないなったのは、去年の2月に流れた、とあるニュース。その内容は、母校の高校3年生の生徒が、受験に悩んで、飛び降り自殺をしたという。それを読んでいて、電車の中で涙が止まらなくなりました。


顔も名前も知らない、まして会ったこともない生徒のニュースでしたが、「いい大学に行かなければ、人生負け組」という周りの空気感、価値観に押しつぶされ、「死ぬ」以外に自分らしく生きる選択肢がないと思い詰めるほど悩んで、自ら命を絶ったのかと思うと、悔しくて仕方がない。


ぼくだって、当時は志望校に入れなかったが、その後でも自分の好きな映像制作に没頭し、自分らしい生き方を貫いてきました。だからこそ、「取り返しのつかない選択」なんてない。何かを目指すのに「遅い」なんてことはない。あとからいくらでもやり直せるし、あとからどうとでもなることを知っているから、彼のニュースはどうしても見過ごせなかったんです。


しるべでやろうとしていること

それ以来、「もやもやを『わくわく』に変えるダイアログ」を始めることにしました。もやもやした気持ちは、実は理想の「自分こうなりたい像」があって、でも今の自分はそうではないからもやもやしている。だから、その「もやもやの種」を紐解くと、理想の自分になるための「わくわく」が見えてくる。対話を通して、その「わくわく」を一緒に見つけよう、というものです。


みんな、自分が自分らしいと思える生き方を歩めるはずだし、その道を邪魔する権利は誰にもありません。だからぼくは、あなたに寄り添って、「なりたい自分」になれるお手伝いをしたい。周りの空気、不本意な現実に押しつぶされない気持ちを、一緒に育んでいきたい。「自分らしく生きたい」と願うあなたと、一緒に肩組んで走らせてください。


一回限りの、カンフル剤的な関わりでは、人は変われない。言葉は変わるけど。 2ヶ月かけて、その人の変化に寄り添いたい。行動で変わってほしい。


     
金曜ディレクター

西田友春
(ぽこみー)

しるべとの出会い

自分がしるべに出会ったのはどうしても将来成し遂げたい理想がありながらも、その叶え方が分からず右往左往していたときでした。友人に誘われて行ったイベントで同じ年の学生が堂々と自分の夢を語っていて既に行動も起こしていることにかっこよさと自分の現状の焦りを覚えて自分も彼らの仲間になって一緒に挑戦したいと思い毎週通うようになりました。


しるべに通ってから

通ってからは挑戦している友人に触発されて、恥ずかしながらも自分の夢を少しずつ周りに語れるようになり、いつしか多くの人から応援されるようになりました。そんな環境が自分の挑戦を応援してくれているおかげでまだまだ道半ばですが、今も前に向かって進めています。今の僕はありがたいことにそんなしるべの運営を手伝う立場として関わらせてもらっています。毎週金曜日のワークショップは誰かの挑戦の場であり、毎週初めて来た日のことを思い出しながらワクワクと緊張感で準備しています。


しるべの運営をする理由

このしるべで夢に挑戦できるようになったきっかけから、自分も誰かの挑戦に向かって一緒に励ましあいながら助け合える仲間や場を作るお手伝いをしていきたいと思います。また、そんな挑戦している人やワークショップをきっかけにまだ、自分の挑戦ややりたいことに出会えてない人でも、それを見つけられる場所になり、やがて多くの仲間たちと一緒に見つけた夢に向かって頑張れる挑戦の場としてどんどん連鎖していくこ広がっていくことを目指してこれからも取り組んでいこうと思います!